学校や地域において指導的役割を担える教育者になるために
昨今、グローバル化やICT化社会への対応、障害を持った児童や外国人児童等への指導、子どもたちの学ぶ意欲の低下や規範意識等の低下、いじめや不登校等の深刻な状況など、学校教育が抱える課題が一層複雑化?多様化しています。そのような状況の中で、これらの変化や諸課題に対応しうる高度な専門性と豊かな人間性?社会性を備えた教員が求められています。
子ども教育学研究科では、高度な専門的知識や探究力、教育活動についての質の高い実践を生み出す研究力を持ち、将来学校や地域において指導的役割を担える教育者の養成を目指しています。
カリキュラムは、主体的に取り組むことのできる実践的力量を有する人材を育成するために「理論を学ぶ科目」「理論と実践を往還する科目」「自らの教育実践理論を構築する科目」を構造化し、教員と院生、あるいは院生同士が協働して一つの課題に取り組み、課題解決能力を身に着けていきます。
子ども教育学研究科では、高度な知識と専門性をもつ研究者や教育実践者として教育の未来を考え、諸課題の解決に取り組もうとする意欲のある皆さんを、心よりお待ちしております。